テッペン！水ドラ！
１月２０日（水）
よる１１時５３分スタート！

「悪党たちは千里を走る」


撮影の方も１月４日から始まったようですね。

今回は原作者の貫井徳郎さんについて
書いてみたいと思います。

プロフィール

出身は東京で年齢は４７歳です。


貫井さんは、なんと高校一年の頃から
小説を書き始めていたんですね。

その頃はいろいろ応募しても予選を
通過することは無かったそうです。


早稲田大学を卒業後、不動産会社に
勤めたが１９９２年いっぱいで退社します。

失業中に書いた「慟哭」を１９９３年に
鮎川哲也賞に応募したところ最終選考
まで選ばれました。

惜しくも受賞は逃すものの審査委員や
編集者からの評価が高く、東京創元社
から刊行されることとなり作家デビュー
を果たします。

「慟哭」が売れたのはそれから９年ほど
たった２００２年です。

鮎川哲也賞の予選審査をした北村薫氏が
創元推理文庫版の帯に

「題は『慟哭』、書き振りは《練達》、読み終えれば《仰天》」

とコメントした事はきっかけとなり、
５０万部を超える事になりました。

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受賞と候補に上った作品

第４回 鮎川哲也賞	１９９３年	「慟哭」	候補
第５０回 日本推理作家協会賞	１９９７年	「子を思う闇」	候補
第５８回 日本推理作家協会賞	２００５年	「追憶のかけら」	候補
第１３５回 直木賞	２００６年	「愚行録」	候補
第１４１回 直木賞	２００９年	「乱反射」	候補
第６３回 日本推理作家協会賞	２０１０年	「乱反射」	受賞
第２３回 山本周五郎賞	２０１０年	「後悔と真実の色」	受賞
第１４７回 直木賞	２０１２年	「新月譚」	候補
第１５１回 直木賞	２０１４年	「私に似た人」	候補

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おもな作品
　　　　
「慟哭」　　　　
「烙印」　　　　
「失踪症候群」　
「天使の屍」　　
「修羅の終わり」
「崩れる 結婚にまつわる八つの風景」　
「誘拐症候群」　
「光と影の誘惑」
「鬼流殺生祭」　
「妖奇切断譜」　
「転生」　
「プリズム」　
「神のふたつの貌」
「殺人症候群」　
「被害者は誰？」
「悪党たちは千里を走る」
「愚行録」
「ミハスの落日」
「乱反射」
「後悔と真実の色」
「新月譚」
「私に似た人」
「女が死んでいる」


テレビドラマになった作品

「長く孤独な誘拐」	２００４年２月２日	TBS
「殺人は難しい」	２０１１年４月２１日	NHK
「憑かれる」	２０１１年１１月２６日	フジテレビ
「灰色の虹」	２０１２年５月１９日	テレビ朝日

貫井さんの作品がすでに４作品もテレビドラマに
なっていたんですね。

今まで気がつかなかったです。　(^_^;)<

貫井さんの作品は、暗く重たい感じの作風で
読者の裏の裏をかて読み終わった後に
「え～っ」と声を出してしまうことが多いです。

そんな作品の中で「悪党たちは千里を走る」
「被害者は誰？」はユーモアーがあって明るく
軽い感じがする作風です。

どちらの作風も楽しめるのは間違いありません。

まだ、一度も貫井徳郎さんの作品を読んだ
ことがない方は、この機会に手を伸ばして
みてはいかがでしょうか。



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